日々の出来事をつらつらと述べる日記
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POARO 5th Album「NO NEGATIVE, NO LIFE.」感想
「一番好きな曲」が一向に決まらないので、とりあえず感想を書いていこうかな、と。
書いていくうちに見つかるかな。いやどうかな。
あ、とてつもなく長文ですんで気をつけてください(笑
でもとにかく、今回のアルバムに関してはいろいろな方も既に書かれてますが
1曲1曲を聴いても「いい曲だな」と感じられるんですけど、それよりも
1つのアルバム、13曲、56分通して聴くものだな、と。
お手てさんがブログに「アルバムとして1曲というイメージが強い」と書かれていましたが、
全くもって同感で。
私は普段、アルバムを買うと特に好きな曲をヘビロテしますが、
このアルバムに関してはどうも頭から通して聴いてしまいます。
なんかこういうのは初めてで、すごく不思議な感覚。
もちろん、この曲よりこっちの曲のほうが好み、というのはあると思うんですけど、
それが明確にはわからないというか。時間がなくても飛ばして聴く曲がないんです。
発売前も同じようなことを書いたけれど、やっぱりそうだなぁと思ったのは
アルバムを頭から最後まで聴くと、壮大な物語を読み終わったような感じを受けるということ。
「いつか素敵な 女の子と恋を すると思っていたけれど それは無理」だと思っていた子
(もっと言えば、『NEW-TYPE』のアイツ)が、
いろんな経験を経て「やっと恋ができ」て、素晴ラシキ毎日を送っている。
そしてその毎日は諸々の経験と繋がっている。
刺さる。なんてメッセージ性が強いんだ。
今までのPOAROの曲も、『NEW-TYPE』とか『myth』とか、
充分メッセージ性は強いと思ってきたんですけど、それ以上というか
うーーん 本当なんて言ったらいいのかわからない・・・
お花を贈りにいったとき、伊福部さんに感想を聞かれましたが
そのときは(今もですが)正直よくわからなくて、
というか、なんと言ったら適切なのかわからなくて、答えられず。
いや確実に良いアルバムなんですけど。
まーとにかく2年半待ったかいがあったということですね!
これからのPOAROがどうなるか、全く予想がつきませんが、期待しています。
私としてはどんな方向性だろうとどうせ追いかけるんだろなぁ
とまぁ、ここまでが全体を通した総括。
ここからは1曲1曲を聴いた感想です。
まだまだ長々と書きますよ。
01.プライド オブ アンダーグラウンド
元々オーケンさんの世界観が大好きで。
いつかポアロとコラボなんてことも・・・ないだろなぁ・・・
と思ってたところのまさかの夢実現(笑
あと何分300回記念のとき、びっくりしすぎて、嬉しすぎて
しばらく手震えてましたからね(笑
歌詞はもうまさしくオーケンさんだなぁと。
大好きだわ・・・
横関さん、石川さん、そして稔さん(笑)ということで
音色的にもとっても好み。
あーもうライブで観たいわぁ・・・
プライドTシャツ着てノリますよ。
とりあえず、盤になって本当に良かったです。
このアルバムの1曲目に入っていて良かった。
02.Baby! No Kidding!
アルバム概要紹介ソング。
ライブで初めて聴いたときは歌詞をよく聞き取れなかったので、
オサレ~という印象が強かったのですが、
すごい強い意志が込められています。
「ひねくれている 僕らのスナオ」とか「見違えておくれよ 笑われちゃうかな」
って表現が特に好きです、非常に「らしく」て(笑
あとタイトルも含蓄あるのが「らしい」ですよね。
またライブで手拍子したいなー。
ギターいっぱい聴けるのも嬉しい。
『オタクの人達のための・・・』や『O.B.T』と対応した歌詞という新たな試みも面白くて、
残りの11曲を聴くのがますます楽しみになります。
「ラブソングだって 瞳を見たまま」
ひえええ!(笑
うん、とにかく期待感高まる良い曲です。
03.dreams NEVER come true
非常にインパクト強い推し曲。
ライブで初めて聴いたときは、「痛快ってこういうことか」と思いました。
思わず頭揺らしながらノってしまいます。
2曲目からほとんど曲間を空けずにこの曲が入ってくるのがすごい好き。
普段適当なことばっか言ってるポアロですが(笑)、
なんというかこういうことに対しては嘘つかないじゃないですか。
普通の人が真面目に言うところを適当に喋って、
普通の人が適当に誤魔化す話に対しては嘘をつかない。
「ひねくれている 僕らのスナオ」って、こういうことじゃないかなーと。
だからこそ刺さるのです。
でもただ「叶わない」って言ってるだけの歌じゃないってことが
伝わればいいねぇということを岩田さんがおっしゃってましたが、
私もうんうんと頷いていました。
「夢は絶対叶う」って歌う歌に対して、
「叶わない夢もあるんじゃないかニャ~」ではなく(笑)、
あえて「夢は叶わない」と明言。いやー痛快。気持ちいい。
またこれもポアロらしいです。
CD音質で聴いたら、もっと好きになった一曲です。
04.非暴力よりの使者
今までになかった曲ですね。
ライブで初めて聴いたときの印象は、
「すげーーーーかっこいい!!!でも、サビ、どこ・・・?」
だったんですが(笑)、超ラジで語られていたような経緯があったから
このような展開になったたんですね。ほえー。
ちゃんと成立しててすごい不思議。
「まぁね 僕にさえ関係なかったら いいはず だけど 何かモヤモヤ」
あーもうすっごいよくわかる・・・
この脳内葛藤、こっち側の人間は誰でも経験するのではないでしょうか。
どなたかが、「暴力」を「いじめ」として考えて感想を書いてらっしゃったのを読んだのですが、
なるほどなーと唸らされました。
そうするとますます共感できるや。
「いじめ、めんどくさい」の裏側にはこんな考えが!?
あと急に書きますけど、私はいわゆるアンチ的行為が嫌いなので、
「アンチのアンチ」だと思うんですが、
「暴力を殴る」の矛盾っぷりとシンクロしてなんか嬉しい(笑
何を考えようと自由だけど、心にとめておけばいいじゃないーと。
あの人たち怖いよー。
なんだ、そんな(どんな)感じです。
05.アクビ
イントロからして素敵な一曲。
でも歌詞は見事に脊髄恋愛相談(笑
伊「告白しないよって曲」
まさに・・・(笑
でも痛いくらい気持ちはわかるんだよなー。
私自身の経験としては・・・
まず、「告白しないよ」どころか、
「告白する」という選択肢があることにすら気付きませんよね!(笑
これ本気で言ってますからね私。大丈夫か。
いろんな人のこのアルバムの感想を読んでますが、誰もサビに入る前の
小声の「君に・・・」という鷲崎さんの声について触れている人がいない!
なぜ!??!(笑
最高にカッコいいじゃないですかー!
サビの英語詞もオサレで大好きです。
気になるのは、「手と手つなぐのは 照れるし小指だけさ」
・・・え、小指はつなぐの!??!(笑
物陰から好きな女の子を覗いているだけのイメージだったんですけど・・・
この詞の真意を伊福部さんに問いたいです(笑
あれかな、学校でフォークダンスで一緒になっても小指しかつながないのかな(笑
でも「大きなビル」って出てくるせいか、イメージとしては会社の同僚なんだけどなー。
あ、もしかして小指つなぐってのも妄想だったりするのか!?(笑
06.LIKE A トキワ荘
最初の「「かんぱーーい!!!」」からして
とってもにぎやかでガチャガチャしてて、
貧乏学生っぽくていいですね!
こういった感じの歌も、POAROの歌ではあまりなかったんじゃなかろうか。
このガチャガチャ感がたまりません。
ネガティブなはずなのに、すーごく明るい。
「誰が誰 好きだって? 誰が誰 殴ったって? 10年後の話のタネに 覚えていようぜ!」
ってとこが一番好きです。
いいなぁ、こういう仲間。
今のところ、ポアロ周りの友達しかこういう付き合いできる友達いないや・・・(笑
最後の稔さんの「でもいい歳なんだよねぇ・・・」が
味が出てて素敵(笑
07.NO NEGATIVE, NO LIFE.
さっきのガチャガチャ感から一転
(ポアロライブ後の打ち上げで仲間と楽しい時を過ごした後、月曜日、現実に戻るイメージw)、
ラフィンさん曰くPOARO史上最もカッコいいタイトルチューン。
私がこの曲で一番カッコいいと思う部分は、
一番最後の「ジャジャジャジャジャジャジャン!!!」ってやつ(伝わる?w
「結局僕は また僕のままだ」「嫌悪する相手を 嫉妬しては 悔やんで」
刺さる・・・こんなんばっかな中高だったよう・・・
でも、そのままでいるしかない、というメッセージがこれまた良い。
「僕だけは そのままで」というフレーズにちょっと怖くなるけど(笑)、
これでいいんです。
そうなんだよなぁ。タイトルチューンらしく、
伝えたいこと、伝わってきます。
08.クワシイ
わかるんですよ・・・女子でもよくわかるんです。
でもこれもどなたかが書かれてましたが、
「それ 俺 の方が詳しい」というより、
「俺のほうがお前よりいいものを知ってる」っていうほうが感じてたかも。
でも中高のときは「それ 俺 の方が詳しい」って感じることが多かったかな。
主にOPの話題に対して・・・(笑
自分が今まで出会ったことがある全ての人より私の方がOPにクワシイ、
というかOPが好きである、って思ってた。
寝ても覚めてもOPのことばっか考えてたもの・・・ハマりっぷりが尋常じゃなかったぜ。
今はそれがポアロになってるんですけど
(ただしポアロに関してはもちろん自分が一番クワシイだとかは一切思ってませんよw
歳を重ねるごとに、症状は良くなるどころかどんどんマイナー志向に・・・(笑
「何も語らずに 心で バカにしているのさ」
まさにこうでしたよわたくし。嫌なヤツなんです(笑
伊福部さんの声質は本当こういうのに合ってる!
『SALABONA NIGHT』は最強に可愛かったけど(笑)、
これはカッコいい!と素直に思えました。
サラボナ以上に伊福部さんの良さを生かせる曲ってあるの!?
って思ってたけど、そこは流石の鷲崎さんでした。
09.We watched TV!
水上さんのアレンジで、ますます今までのPOAROと異色な感じになった一曲。
英語詞部分のほうが多いのかな?
このアルバム全体を通して、タイトルからして英語・カタカナが多いのかなー
・・・と思って今過去アルバムを見返してみたけど、今までも割とそうだった(笑
ちなみにサビ全部とか、本格的に英語詞が入ってるのは
『Ready Go!』と『256』のみ、でした。ほー。
あとプレイボーイとJugendzeitのあれ(笑
非常にスタイリッシュで楽に聴けます。
母が、冒頭の「ピロリロって部分が好き」って言ってました(笑
この曲に限らずですけど、ギターが効果的ですよね。好き。
歌詞的には、私としては唯一今までも今後も経験できないことが歌われていたので、新鮮でした。
自分の部屋にテレビがある子=恵まれている子 って今でも思ってます(笑
まず、自分の部屋ってのが、寝室としてしか使わないからなぁ・・・
あと夜中起きていてもどやされないようになったのなんて、ここ1年くらいだからなぁ・・・
教育方法の違いって恐ろしいわね。
テレビは食事時にしか観ちゃいけないものって未だに思うもの。
羨ましいです。私ももっとテレビ観たかった。
そのせいってわけでもないけど、ラジオにシフトできたのは幸せですけど。
・・・こんなこと思わせるために作った曲じゃないでしょうけど(笑
10.ライトアップ!!!
クワシイで書いた通り、私は本当にOP好きで。
マンスリーで、「学校に何の思いいれもないけど、桜見て、『・・・冬島編は良かったなー』っていう歌です」って伊福部さんが仰ってるのを聞いてから、
曲を聴くまでとっても楽しみで。
期待通りの、とっても良い曲。
サビの鷲崎さんの声の伸びが美しい。
イメージとしてはお祭りで描いた絵の通りです。
ここまで「oh yeah」をテンション低く歌う歌ってあるかなぁ・・・?(笑
歌詞カード見るまでまさか「oh yeah」だとは思わなかった(笑
ウルフルズの某曲と比較するとちょっと面白い。
卒業式で泣いたことはないなぁ・・・
卒業式って学校の行事の中でも相当あっさりしてるものだと思う。
歌詞通りだったなぁ・・・
にしても、まさか最後にあのフレーズ入れてくるとは思わないじゃないですか・・・
ずるい!(笑
OPファンならこれで泣いてしまうよ。
11.Don't Think. Feel!
一聴して、すごく明るくてノリノリになれる良い曲だなーと思ったんですが、
歌詞をよくよく読み込むとちょっと怖い部分がある(笑
と思ったら、まさか鬱病対策ソングだったとは・・・
なるほど。。。
鬱病じゃないけど、
いろいろと考えることがあるときに
「疑問は捨ててしまおう ハテナはゴミに出そう」
というフレーズを思い出すと、すごく楽になります。
「深追いするなよ」
そうなんですよねー・・・
この1フレーズが深い。
「ふざけたままで ずっと 過ごせるはずさ いつも」
またポアロらしいな、と思った部分。
このままで幸せになれるんだ。
12.やっと恋ができた
何度も書いてますが、もー本当に「よかったねぇ・・・!!」と言いたくなる(笑
いろんなことがあったけど、恋できちゃった。
やっと・・・『NEW-TYPE』のアイツもきっと、9年ごしでやっと。
というわけで、私というよりこのアルバムの主人公に感情移入してしまっていたんですが(笑)、
寝る前に布団の中で聴いていたら、いろいろ考えてしまって、涙がつーと出てきました。
こんな私でも、いつかこんな風に思える日が来るのかな~なんてな!
まだ経験したことないけど、経験したらこう感じるのかな。
「ずっと味方だからね」なんて言ってくれる人ができるだなんて。
なんて幸せなんだ・・・
恋ができてるんだからネガティブじゃないじゃん、と感じてる方が多いのかもしれませんが、
さっきトリッツの超!A&Gショップの商品宣伝番組を聴いていたらトリッツが、
「『やっと恋ができた』ですよ!?『やっと』!このタイトルからしてネガティブですよね」
と言ってて、なるほどー!!と思ってしまいました。
いろんな人の意見を見聞きするのって、とっても興味深いです。
リピートあるので皆さんもぜひ聴いてみてください。
水上さんが勝手にやった(笑)、最後の繰り返し。
すごく良いと思います。
13.What a Wonderful Everyday
ライブで聴いて泣きそうになった曲。
本当に、救われるんです・・・
ネガティブに、いろんなモヤモヤを感じながら生きてきたけど、
私、間違っていなかったんだな、と思わされる。
「ああ 楽しい今は ああ 悲しい過去と つながって いるんだよ 自意識過剰さえ
そう だからあの日を ねぇ 否定しないよ」
なんといってもコレ。本当泣ける・・・
「価値観は そのままで」幸せになる方法はあるんだ。
この曲単体で聴いてもいい曲だけど、
アルバム最後にこれが入ってることで、
もっと言えば、12曲目→この曲の流れがあることで、
もっと素晴らしい曲、アルバムになってると思います。
さらに、伊福部さんと鷲崎さん、二人で歌ってることで、
完璧に仕上がっている。
最後のいかにも幸せな音が最高です。
いーいアルバムだったなぁ・・・と思います。
自然に表情がほころんでしまう。
・・・ふぅ・・・なげぇなやっぱ(笑
でもまだ終わらない。
最後に、アルバムのデザインについて。
なんといってもまさかのつぶやきさん。
この微妙な表情が本当素晴らしいです。
黄色と赤のコレも最高。
きゅうりさんすげー。
アルバムでは初めてポアロ二人が顔出しをしていますが、
大正解だと思います。
本当良い写真。
歌詞部分には熊が現れてますね(笑
ちょうどタイトルチューンが真ん中7曲目なこともあって、一番熊だ(笑
盤を取り外すと、ここは渋谷でしょうか?
よく見ると、所々モザイクがかかってるのが面白かったですw
なんで画像を重ねるんじゃなくてモザイクにしたんだろ??
モザイクがまた良いんですけど。
ジャケ裏はなんだ?
と思ったら、帯裏を見て解決(笑
「SUPER NEGATIVE CHANCE」って何起きるんだろう・・・(笑
これくらいかなぁ・・・
また何か思い出したら書き足します。
結局何が一番好きか、は曖昧なままだ・・・
でも、うん、やっぱそうかな。
明日は久々に学校行って成績開示だ!
うぎゃ!寝ます!
あ、みみさんち寄って投票してから(笑
拍手ありがとうございます!
書いていくうちに見つかるかな。いやどうかな。
あ、とてつもなく長文ですんで気をつけてください(笑
でもとにかく、今回のアルバムに関してはいろいろな方も既に書かれてますが
1曲1曲を聴いても「いい曲だな」と感じられるんですけど、それよりも
1つのアルバム、13曲、56分通して聴くものだな、と。
お手てさんがブログに「アルバムとして1曲というイメージが強い」と書かれていましたが、
全くもって同感で。
私は普段、アルバムを買うと特に好きな曲をヘビロテしますが、
このアルバムに関してはどうも頭から通して聴いてしまいます。
なんかこういうのは初めてで、すごく不思議な感覚。
もちろん、この曲よりこっちの曲のほうが好み、というのはあると思うんですけど、
それが明確にはわからないというか。時間がなくても飛ばして聴く曲がないんです。
発売前も同じようなことを書いたけれど、やっぱりそうだなぁと思ったのは
アルバムを頭から最後まで聴くと、壮大な物語を読み終わったような感じを受けるということ。
「いつか素敵な 女の子と恋を すると思っていたけれど それは無理」だと思っていた子
(もっと言えば、『NEW-TYPE』のアイツ)が、
いろんな経験を経て「やっと恋ができ」て、素晴ラシキ毎日を送っている。
そしてその毎日は諸々の経験と繋がっている。
刺さる。なんてメッセージ性が強いんだ。
今までのPOAROの曲も、『NEW-TYPE』とか『myth』とか、
充分メッセージ性は強いと思ってきたんですけど、それ以上というか
うーーん 本当なんて言ったらいいのかわからない・・・
お花を贈りにいったとき、伊福部さんに感想を聞かれましたが
そのときは(今もですが)正直よくわからなくて、
というか、なんと言ったら適切なのかわからなくて、答えられず。
いや確実に良いアルバムなんですけど。
まーとにかく2年半待ったかいがあったということですね!
これからのPOAROがどうなるか、全く予想がつきませんが、期待しています。
私としてはどんな方向性だろうとどうせ追いかけるんだろなぁ
とまぁ、ここまでが全体を通した総括。
ここからは1曲1曲を聴いた感想です。
まだまだ長々と書きますよ。
01.プライド オブ アンダーグラウンド
元々オーケンさんの世界観が大好きで。
いつかポアロとコラボなんてことも・・・ないだろなぁ・・・
と思ってたところのまさかの夢実現(笑
あと何分300回記念のとき、びっくりしすぎて、嬉しすぎて
しばらく手震えてましたからね(笑
歌詞はもうまさしくオーケンさんだなぁと。
大好きだわ・・・
横関さん、石川さん、そして稔さん(笑)ということで
音色的にもとっても好み。
あーもうライブで観たいわぁ・・・
プライドTシャツ着てノリますよ。
とりあえず、盤になって本当に良かったです。
このアルバムの1曲目に入っていて良かった。
02.Baby! No Kidding!
アルバム概要紹介ソング。
ライブで初めて聴いたときは歌詞をよく聞き取れなかったので、
オサレ~という印象が強かったのですが、
すごい強い意志が込められています。
「ひねくれている 僕らのスナオ」とか「見違えておくれよ 笑われちゃうかな」
って表現が特に好きです、非常に「らしく」て(笑
あとタイトルも含蓄あるのが「らしい」ですよね。
またライブで手拍子したいなー。
ギターいっぱい聴けるのも嬉しい。
『オタクの人達のための・・・』や『O.B.T』と対応した歌詞という新たな試みも面白くて、
残りの11曲を聴くのがますます楽しみになります。
「ラブソングだって 瞳を見たまま」
ひえええ!(笑
うん、とにかく期待感高まる良い曲です。
03.dreams NEVER come true
非常にインパクト強い推し曲。
ライブで初めて聴いたときは、「痛快ってこういうことか」と思いました。
思わず頭揺らしながらノってしまいます。
2曲目からほとんど曲間を空けずにこの曲が入ってくるのがすごい好き。
普段適当なことばっか言ってるポアロですが(笑)、
なんというかこういうことに対しては嘘つかないじゃないですか。
普通の人が真面目に言うところを適当に喋って、
普通の人が適当に誤魔化す話に対しては嘘をつかない。
「ひねくれている 僕らのスナオ」って、こういうことじゃないかなーと。
だからこそ刺さるのです。
でもただ「叶わない」って言ってるだけの歌じゃないってことが
伝わればいいねぇということを岩田さんがおっしゃってましたが、
私もうんうんと頷いていました。
「夢は絶対叶う」って歌う歌に対して、
「叶わない夢もあるんじゃないかニャ~」ではなく(笑)、
あえて「夢は叶わない」と明言。いやー痛快。気持ちいい。
またこれもポアロらしいです。
CD音質で聴いたら、もっと好きになった一曲です。
04.非暴力よりの使者
今までになかった曲ですね。
ライブで初めて聴いたときの印象は、
「すげーーーーかっこいい!!!でも、サビ、どこ・・・?」
だったんですが(笑)、超ラジで語られていたような経緯があったから
このような展開になったたんですね。ほえー。
ちゃんと成立しててすごい不思議。
「まぁね 僕にさえ関係なかったら いいはず だけど 何かモヤモヤ」
あーもうすっごいよくわかる・・・
この脳内葛藤、こっち側の人間は誰でも経験するのではないでしょうか。
どなたかが、「暴力」を「いじめ」として考えて感想を書いてらっしゃったのを読んだのですが、
なるほどなーと唸らされました。
そうするとますます共感できるや。
「いじめ、めんどくさい」の裏側にはこんな考えが!?
あと急に書きますけど、私はいわゆるアンチ的行為が嫌いなので、
「アンチのアンチ」だと思うんですが、
「暴力を殴る」の矛盾っぷりとシンクロしてなんか嬉しい(笑
何を考えようと自由だけど、心にとめておけばいいじゃないーと。
あの人たち怖いよー。
なんだ、そんな(どんな)感じです。
05.アクビ
イントロからして素敵な一曲。
でも歌詞は見事に脊髄恋愛相談(笑
伊「告白しないよって曲」
まさに・・・(笑
でも痛いくらい気持ちはわかるんだよなー。
私自身の経験としては・・・
まず、「告白しないよ」どころか、
「告白する」という選択肢があることにすら気付きませんよね!(笑
これ本気で言ってますからね私。大丈夫か。
いろんな人のこのアルバムの感想を読んでますが、誰もサビに入る前の
小声の「君に・・・」という鷲崎さんの声について触れている人がいない!
なぜ!??!(笑
最高にカッコいいじゃないですかー!
サビの英語詞もオサレで大好きです。
気になるのは、「手と手つなぐのは 照れるし小指だけさ」
・・・え、小指はつなぐの!??!(笑
物陰から好きな女の子を覗いているだけのイメージだったんですけど・・・
この詞の真意を伊福部さんに問いたいです(笑
あれかな、学校でフォークダンスで一緒になっても小指しかつながないのかな(笑
でも「大きなビル」って出てくるせいか、イメージとしては会社の同僚なんだけどなー。
あ、もしかして小指つなぐってのも妄想だったりするのか!?(笑
06.LIKE A トキワ荘
最初の「「かんぱーーい!!!」」からして
とってもにぎやかでガチャガチャしてて、
貧乏学生っぽくていいですね!
こういった感じの歌も、POAROの歌ではあまりなかったんじゃなかろうか。
このガチャガチャ感がたまりません。
ネガティブなはずなのに、すーごく明るい。
「誰が誰 好きだって? 誰が誰 殴ったって? 10年後の話のタネに 覚えていようぜ!」
ってとこが一番好きです。
いいなぁ、こういう仲間。
今のところ、ポアロ周りの友達しかこういう付き合いできる友達いないや・・・(笑
最後の稔さんの「でもいい歳なんだよねぇ・・・」が
味が出てて素敵(笑
07.NO NEGATIVE, NO LIFE.
さっきのガチャガチャ感から一転
(ポアロライブ後の打ち上げで仲間と楽しい時を過ごした後、月曜日、現実に戻るイメージw)、
ラフィンさん曰くPOARO史上最もカッコいいタイトルチューン。
私がこの曲で一番カッコいいと思う部分は、
一番最後の「ジャジャジャジャジャジャジャン!!!」ってやつ(伝わる?w
「結局僕は また僕のままだ」「嫌悪する相手を 嫉妬しては 悔やんで」
刺さる・・・こんなんばっかな中高だったよう・・・
でも、そのままでいるしかない、というメッセージがこれまた良い。
「僕だけは そのままで」というフレーズにちょっと怖くなるけど(笑)、
これでいいんです。
そうなんだよなぁ。タイトルチューンらしく、
伝えたいこと、伝わってきます。
08.クワシイ
わかるんですよ・・・女子でもよくわかるんです。
でもこれもどなたかが書かれてましたが、
「それ 俺 の方が詳しい」というより、
「俺のほうがお前よりいいものを知ってる」っていうほうが感じてたかも。
でも中高のときは「それ 俺 の方が詳しい」って感じることが多かったかな。
主にOPの話題に対して・・・(笑
自分が今まで出会ったことがある全ての人より私の方がOPにクワシイ、
というかOPが好きである、って思ってた。
寝ても覚めてもOPのことばっか考えてたもの・・・ハマりっぷりが尋常じゃなかったぜ。
今はそれがポアロになってるんですけど
(ただしポアロに関してはもちろん自分が一番クワシイだとかは一切思ってませんよw
歳を重ねるごとに、症状は良くなるどころかどんどんマイナー志向に・・・(笑
「何も語らずに 心で バカにしているのさ」
まさにこうでしたよわたくし。嫌なヤツなんです(笑
伊福部さんの声質は本当こういうのに合ってる!
『SALABONA NIGHT』は最強に可愛かったけど(笑)、
これはカッコいい!と素直に思えました。
サラボナ以上に伊福部さんの良さを生かせる曲ってあるの!?
って思ってたけど、そこは流石の鷲崎さんでした。
09.We watched TV!
水上さんのアレンジで、ますます今までのPOAROと異色な感じになった一曲。
英語詞部分のほうが多いのかな?
このアルバム全体を通して、タイトルからして英語・カタカナが多いのかなー
・・・と思って今過去アルバムを見返してみたけど、今までも割とそうだった(笑
ちなみにサビ全部とか、本格的に英語詞が入ってるのは
『Ready Go!』と『256』のみ、でした。ほー。
あとプレイボーイとJugendzeitのあれ(笑
非常にスタイリッシュで楽に聴けます。
母が、冒頭の「ピロリロって部分が好き」って言ってました(笑
この曲に限らずですけど、ギターが効果的ですよね。好き。
歌詞的には、私としては唯一今までも今後も経験できないことが歌われていたので、新鮮でした。
自分の部屋にテレビがある子=恵まれている子 って今でも思ってます(笑
まず、自分の部屋ってのが、寝室としてしか使わないからなぁ・・・
あと夜中起きていてもどやされないようになったのなんて、ここ1年くらいだからなぁ・・・
教育方法の違いって恐ろしいわね。
テレビは食事時にしか観ちゃいけないものって未だに思うもの。
羨ましいです。私ももっとテレビ観たかった。
そのせいってわけでもないけど、ラジオにシフトできたのは幸せですけど。
・・・こんなこと思わせるために作った曲じゃないでしょうけど(笑
10.ライトアップ!!!
クワシイで書いた通り、私は本当にOP好きで。
マンスリーで、「学校に何の思いいれもないけど、桜見て、『・・・冬島編は良かったなー』っていう歌です」って伊福部さんが仰ってるのを聞いてから、
曲を聴くまでとっても楽しみで。
期待通りの、とっても良い曲。
サビの鷲崎さんの声の伸びが美しい。
イメージとしてはお祭りで描いた絵の通りです。
ここまで「oh yeah」をテンション低く歌う歌ってあるかなぁ・・・?(笑
歌詞カード見るまでまさか「oh yeah」だとは思わなかった(笑
ウルフルズの某曲と比較するとちょっと面白い。
卒業式で泣いたことはないなぁ・・・
卒業式って学校の行事の中でも相当あっさりしてるものだと思う。
歌詞通りだったなぁ・・・
にしても、まさか最後にあのフレーズ入れてくるとは思わないじゃないですか・・・
ずるい!(笑
OPファンならこれで泣いてしまうよ。
11.Don't Think. Feel!
一聴して、すごく明るくてノリノリになれる良い曲だなーと思ったんですが、
歌詞をよくよく読み込むとちょっと怖い部分がある(笑
と思ったら、まさか鬱病対策ソングだったとは・・・
なるほど。。。
鬱病じゃないけど、
いろいろと考えることがあるときに
「疑問は捨ててしまおう ハテナはゴミに出そう」
というフレーズを思い出すと、すごく楽になります。
「深追いするなよ」
そうなんですよねー・・・
この1フレーズが深い。
「ふざけたままで ずっと 過ごせるはずさ いつも」
またポアロらしいな、と思った部分。
このままで幸せになれるんだ。
12.やっと恋ができた
何度も書いてますが、もー本当に「よかったねぇ・・・!!」と言いたくなる(笑
いろんなことがあったけど、恋できちゃった。
やっと・・・『NEW-TYPE』のアイツもきっと、9年ごしでやっと。
というわけで、私というよりこのアルバムの主人公に感情移入してしまっていたんですが(笑)、
寝る前に布団の中で聴いていたら、いろいろ考えてしまって、涙がつーと出てきました。
こんな私でも、いつかこんな風に思える日が来るのかな~なんてな!
まだ経験したことないけど、経験したらこう感じるのかな。
「ずっと味方だからね」なんて言ってくれる人ができるだなんて。
なんて幸せなんだ・・・
恋ができてるんだからネガティブじゃないじゃん、と感じてる方が多いのかもしれませんが、
さっきトリッツの超!A&Gショップの商品宣伝番組を聴いていたらトリッツが、
「『やっと恋ができた』ですよ!?『やっと』!このタイトルからしてネガティブですよね」
と言ってて、なるほどー!!と思ってしまいました。
いろんな人の意見を見聞きするのって、とっても興味深いです。
リピートあるので皆さんもぜひ聴いてみてください。
水上さんが勝手にやった(笑)、最後の繰り返し。
すごく良いと思います。
13.What a Wonderful Everyday
ライブで聴いて泣きそうになった曲。
本当に、救われるんです・・・
ネガティブに、いろんなモヤモヤを感じながら生きてきたけど、
私、間違っていなかったんだな、と思わされる。
「ああ 楽しい今は ああ 悲しい過去と つながって いるんだよ 自意識過剰さえ
そう だからあの日を ねぇ 否定しないよ」
なんといってもコレ。本当泣ける・・・
「価値観は そのままで」幸せになる方法はあるんだ。
この曲単体で聴いてもいい曲だけど、
アルバム最後にこれが入ってることで、
もっと言えば、12曲目→この曲の流れがあることで、
もっと素晴らしい曲、アルバムになってると思います。
さらに、伊福部さんと鷲崎さん、二人で歌ってることで、
完璧に仕上がっている。
最後のいかにも幸せな音が最高です。
いーいアルバムだったなぁ・・・と思います。
自然に表情がほころんでしまう。
・・・ふぅ・・・なげぇなやっぱ(笑
でもまだ終わらない。
最後に、アルバムのデザインについて。
なんといってもまさかのつぶやきさん。
この微妙な表情が本当素晴らしいです。
黄色と赤のコレも最高。
きゅうりさんすげー。
アルバムでは初めてポアロ二人が顔出しをしていますが、
大正解だと思います。
本当良い写真。
歌詞部分には熊が現れてますね(笑
ちょうどタイトルチューンが真ん中7曲目なこともあって、一番熊だ(笑
盤を取り外すと、ここは渋谷でしょうか?
よく見ると、所々モザイクがかかってるのが面白かったですw
なんで画像を重ねるんじゃなくてモザイクにしたんだろ??
モザイクがまた良いんですけど。
ジャケ裏はなんだ?
と思ったら、帯裏を見て解決(笑
「SUPER NEGATIVE CHANCE」って何起きるんだろう・・・(笑
これくらいかなぁ・・・
また何か思い出したら書き足します。
結局何が一番好きか、は曖昧なままだ・・・
でも、うん、やっぱそうかな。
明日は久々に学校行って成績開示だ!
うぎゃ!寝ます!
あ、みみさんち寄って投票してから(笑
拍手ありがとうございます!
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